2.1 復習の流れ
復習はいつも同じように進みます。
- 問題を読んで、答えを思い出そうとします。本気で思い出してください。思い出そうとする努力こそが記憶を定着させます。
- カードをめくります。 カードをタップするか、キーボードの Space キーを押します。
- 自分で評価します。 どれだけ覚えていたかをタップするか、カードをスワイプします。
- 次のカードがスライドして現れます。 下部に 次回:3日 のような短いメモが表示され、評価したばかりのカードがいつ戻ってくるかがわかります。
上部のバーは、セッションがどこまで進んだかを示します。途中でやめるには、セッションを閉じて 終了 で確定します。それまでに評価した内容はすべて保存されます。セッションが完了として記録されないだけです。
必ずめくる必要はありません。答えがすぐにわかったなら、問題面のままボタンかスワイプで評価できます。カードの下のヒントにもこう書かれています:カードをタップして解答を表示 • またはスワイプして直接回答。
2.2 4 つの評価
評価ボタンはカードの下に並んでいます。各ボタンには、そのカードに付く間隔が表示されるので、何を選んでいるのかが常にわかります。
| 評価 | 色 | キー | スワイプ | 意味 | 新しいカードが戻ってくるまで |
|---|---|---|---|---|---|
| もう一度 | 赤 | 1 | 下 | 覚えていなかった | 5 分 |
| 難しい | オレンジ | 2 | 左 | 苦労して思い出せた | 20 分 |
| 普通 | 緑 | 3 | 右 | 覚えていた | 1 日 |
| 簡単 | 青 | 4 | 上 | すぐに思い出せた | 4 日 |
最初の 1 回のあとは、正解するたびに間隔が伸びていきます。「普通」は前回の間隔を何倍かにし、「簡単」はさらに長く伸ばし、「難しい」は少しだけ伸ばし、「もう一度」は短いステップからやり直します。ボタンの数字はカードごとに変わります。計算の仕組みは第 6 章で説明します。
ほとんど覚えていたカードに「普通」を押したくなるものです。でも、やめておきましょう。そのカードは記憶が薄れてから戻ってくることになります。正直に「難しい」や「もう一度」を選べば、今 1 回多く見るだけで、あとの何回分もの手間が省けます。1〜4 キーと Space キーは、Mac とキーボードを接続した iPad で使えます(テキストフィールドに入力中を除く)。
2.2.1 5 つ目の反応「確認済み」
もうひとつ、あなたが押すことのない反応があります。確認済みです。復習ではなく、デッキのカード一覧を見ているときに初めてカードをめくると、JustFlip! はそのカードを見たことを記録します。「確認済み」は評価ではありません。覚えていた、忘れていたのどちらにも数えられず、そのカードがもう手つかずではないことを記録するだけです。カード一覧では、こうしたカードに灰色の目のマークが付き、それ以外の色は最後に付けた評価を示します。
2.3 のぞき見と「厳しい評価」
初期設定では、めくったあとも 4 つの評価がすべて使えます。めくって答えを確かめるのも流れの一部だからです。もっと厳しくしたい場合は、設定 › 動作 › 厳しい評価(カードをめくる際に選択肢を制限)をオンにします。初期設定ではオフです。
「厳しい評価」をオンにすると、カードをめくることは答えを見たものとして扱われます。もう一度 と 難しい だけが残り、右と上へのスワイプは効かなくなり、ヒントは カードをタップしてめくる • 左にスワイプ(難しい)または下にスワイプ(もう一度) に変わります。「普通」や「簡単」を付けるには、めくる前に問題面で評価します。
画像オクルージョンのカードは、マスクを外さないと答えられません。そのため、マスクを外してものぞき見とは見なされず、4 つの評価がすべて使えます(第 4 章)。
2.4 復習を始める場所
復習を始められる場所は 3 つあり、それぞれカードの選び方が異なります。
| 場所 | 選ぶ項目 | 対象のカード |
|---|---|---|
| 今日(「コレクション」画面) | 復習を開始 | すべてのコレクションの復習予定カード、続いて 1 日の上限までの新しいカード |
| デッキ 画面の ▶ メニュー | 復習予定カード | このコレクションで復習の時期が来たカード |
| 苦手なカード | 前回「もう一度」または「難しい」と評価したカード | |
| 新しいカード | 一度も学習していないカード | |
| カード(デッキ)の ▶ メニュー | 復習予定カード | このデッキで復習の時期が来たカード |
| すべてのカード | デッキ内のすべてのカード | |
| 苦手なカード | 前回「もう一度」または「難しい」と評価したカード |
「デッキ」画面のメニューでは、苦手なカード (6) のように各項目の横に枚数が表示されます。対象がない項目は灰色になります。卒業したカードと後回しにしたカードは、「すべてのカード」を除くすべてのモードから外されます。
復習予定・苦手・新しいカードのセッションは、1回あたりのカード数(設定 › 動作、初期設定は 20)ずつ出題されます。さらにカードが待っている場合は、結果画面で続けるかどうかを選べます。
すべてのカード は詰め込み用のモードです。卒業したカードや後回しにしたカードも含め、デッキ内のすべてのカードをシャッフルして出題し、1 回分で止まることもありません。評価はそのまま反映されるので、試験前夜にデッキを詰め込むと、そのスケジュールも動きます。
前回の評価が「もう一度」か「難しい」なら、期限が来ていなくてもそのカードは苦手なカードです。「難しい」と評価して来月に予定されているカードも、「苦手なカード」に表示されます。それが狙いです。このモードは弱点を集中的に練習するためのもので、ペースを保つためのものではありません。
「デッキ」画面の 新しいカード は、その日すでに何枚の新しいカードに出会っていても、そのコレクションで一度も学習していないカードをすべて出題します。一方「今日」は、設定で許可した枚数だけ新しいカードを 1 日に出題します。また、ひとつのデッキの 復習予定カード には、以前に学習したカードしか入りません。一度も見ていないカードには、まだ復習日がないからです。新しいデッキを始めるには、「今日」、「デッキ」画面の 新しいカード、または すべてのカード を使ってください。
2.5 今日
「コレクション」画面上部の「今日」パネルは、ひとつの問いに答えます。「今、何を復習すればいい?」。すべてのコレクションから復習予定のカードを集めて、ひとつのセッションにまとめます。
- 見出しには、たとえば 復習12枚 · 新規5枚 と表示されます。その下には 約5分 のような予想時間が表示されます。
- 復習を開始 でセッションが始まります。最初の復習の前は、ボタンに テストを始める と表示されます。
- 下に並ぶチップはコレクションごとにひとつあり、そのコレクションのカードだけでセッションを始めます。カードが待っているコレクションが 2 つ以上あるときに表示されます。
- 連続記録(たとえば 4日連続)は、1 枚以上のカードを復習した日数を数えます。長く続いた記録なら、1〜2 日抜けても途切れません。
「今日」のセッションは、まず復習予定のカードから出題します。複数のコレクションやデッキにカードが待っているときは、学習の優先度によって、どれにセッションの枠を多く割り当てるかが決まります(第 6 章)。そのあとに、1 日の上限まで新しいカードが続きます。
2.5.1 1日の新規カード数
設定 › 動作 › 1日の新規カード数 では、「今日」が 1 日に出題する未学習のカードの枚数を設定します。5、10、15、20、または なし から選べます。初期設定は 10 です。今日すでに学習を始めたカードもこの枚数に含まれるので、セッションを重ねても上限は増えません。その隣の 1回あたりのカード数 は、1 回の「今日」セッションに入るカードの上限です。10、15、20、30、または 無制限 から選べます。
設定 › 復習のペース(ゆったり、ふつう、集中。初期設定は「ふつう」)では、「今日」が毎日どれだけの量を求めるか、そしてデッキがどれくらい早く期限切れに見え始めるかを調整します。詳しくは第 6 章で説明します。
2.5.2 すべて完了
今日の復習が終わり、新しいカードも待っていないとき、「今日」には すべて完了 と表示されます。次のカードがいつ期限を迎えるか(たとえば 次の復習 明日 · 8枚)が表示され、これからの予定を示す小さな 今後7日間 のグラフも表示されます。それでも、「デッキ」や「カード」画面からいつでも学習できます。
2.6 セッション中の操作
カードの上の列には、いくつかの追加のコントロールがあります。
- 後回し:現在のカード、そのデッキ、またはコレクション全体を、明日、3日後、1週間後、または 日付を指定… まで保留にします。後回しにしたカードは、その日まで復習に出てきません。詳しくは第 6 章で説明します。
- AIに聞く:現在のカード、またはそのデッキ全体(Pro)についての学習用プロンプトを作成し、AI チャットに貼り付けられるようにします(第 9 章)。
- 答えを入力:めくる前に答えを入力すると、JustFlip! がカードと照合します。結果は 正解!、惜しい — よく見比べてください、残念 のいずれかです。評価は自分で選びます。
- デッキを開く:セッションを抜けて、現在のカードが入っているデッキを開きます。それまでの評価は保持されます。
2.7 結果画面
セッションが終わると、練習完了 と表示され、正答率、復習したカード の枚数、学習時間 が示されます。正答率では「普通」と「簡単」が正解として数えられます。
この回のあとにもカードが待っている場合は、見出しが いいね — 20枚完了 のように変わり、あと15枚復習 ボタンで次の回へ進めます。セッションが本当に終わったときは、明日8枚どうぞ と添えられることもあります。ひとつのデッキの復習のあとは、やり直す で同じモードをもう一度実行できます。完了 で元の画面に戻ります。
下には 2 種類の提案が表示されることがあります。
- よく覚えているカード:このセッションで「普通」か「簡単」と評価し、スケジュール上ずっと先まで間隔が空いたカードです。条件は、間隔が 90 日以上で、4 回以上連続して正解していることです。それぞれに 卒業 ボタンがあり、気が変わったら 取り消す で戻せます。
- 何度も忘れているカード:「もう一度」と評価したカードのうち、何度も忘れているものです。条件は 8 回以上忘れていて、その間に 3 回連続正解での立ち直りがないことです。こうしたカードは、たいてい書き方に問題があります。小さなカードに分けてみるか、もう重要でなければ卒業させましょう。
2.8 カードを卒業させる
カードを卒業させるとは、「もう覚えたので、出題しなくていい」と伝えることです。JustFlip! は卒業を提案するだけで、自動でカードを卒業させることはありません。
卒業したカードは、
- 「今日」、「復習予定カード」、「苦手なカード」、「新しいカード」に表示されなくなり、復習予定としても数えられません。
- すべてのカード には引き続き表示され、デッキの習熟度にも引き続き数えられます。
- 履歴はすべて残り、カード一覧には 卒業済み のバッジが付きます。
どのカードでも自分で卒業させられます。カード一覧でカードを長押しして、カードを卒業させる を選びます。戻すには カードを復習に戻す を選びます。戻したカードは、スケジュールを中断したところからそのまま再開します。
2.9 毎日のリマインダー
間隔反復は、規則正しく続けてこそ効果があります。そっと背中を押してもらうと続けやすくなります。リマインダーは、自分でオンにするまでオフです。ウェルカムツアーの最後のページでオンにするか、あとから 設定 › リマインダー › 毎日の復習リマインダー でオンにします:1日1回、復習予定のカードがあるときだけ通知します。
初めてオンにすると、JustFlip! に通知の送信を許可するかどうか iOS が尋ねてくるので、許可してください。時刻は リマインダーの時刻 で選びます。初期設定は午後 7 時です。通知には、たとえば 復習の時間です と 12枚準備完了 · 約3分 と表示されます。
同じセクションの 連続記録レスキュー は、まだ復習しておらず連続記録が途切れそうな日に、夜にそっとリマインダーを追加します。
以前に通知を拒否したことがある場合、JustFlip! からもう一度尋ねることはできません。iOS の「設定」App で 通知 › JustFlip を開いて通知をオンにすると、リマインダーが届くようになります。